アーユルヴェーダの食事に欠かせないスパイスリスト

食べる

2017.10.4 text by:MHK.

アーユルヴェーダの食事に欠かせないスパイスリスト

ここではアーユルヴェーダの食事でよく使われるスパイスをご紹介。スーパーなどで手軽に買えるモノばかりなので、今のあなたに必要なスパイスを選んで、毎日の食事に積極的に取り入れてみましょう。鎮静作用、活性作用、浄化作用、若返り作用、美容効果など、体にうれしい効果ばかりですが、ドーシャにどのような影響を及ぼすのかを理解しておくことも大切です。またいずれも過剰摂取には注意しましょう。

■カルダモン
カレーやチャイの香り付けにも使われるポピュラーなスパイス。胃と肺から過剰なカパを除去してくれます。疲労回復や整腸作用があり、消化不良、胸焼けやげっぶ、吐き気にも有効。口臭をやわらげるリフレッシュ作用があり、食後の口直しにも効果的です。
■クローブ
肉料理の臭み消しやお菓子、サングリアやホットワインなどワインの香り付けに重宝されるスパイス。胃腸の働きを高め、消化促進、リンパ液浄化の作用があります。口臭予防や歯痛などのオーラルケアにも最適。抗酸化作用が強く、生活習慣病の予防にも役立ちます。
■黒コショウ
普段の料理でもおなじみのスパイス。アーユルヴェーダでは重要なヒーリングスパイスとされていて、酸化防止と浄化の効果があります。食物の消化を促す作用があるとされていて、特に米や豆類、チーズ、アボカドの消化をよくするといわれています。強力な殺菌・消毒作用もあり、生ものをたくさん食べた時の解毒剤としても効果的です。
■サフラン
カレーやパエリアのご飯の色づけ、風味付けに使われる高価なスパイス。代謝を促進し、血液を浄化する作用や皮膚や顔色をよくする効果があります。女性特有の症状、月経痛や月経不順に有効なスパイスとしても知られ、改善に活用されています。また、ヴァータ、ピッタ、カパのすべてのドーシャを静める作用を持っています。
■シナモン
世界最古のスパイスのひとつといわれています。発汗作用や去痰作用があるので風邪をひいたり熱があるときにもおすすめ。また、未消化物を浄化、デトックス作用もあります。腎臓や肝臓を強化するのにも有効。樹皮からとれる精油には殺菌効果、活性作用があります。
■ショウガ
料理の風味付けや薬味に使用されるショウガは体を温める作用があるので、発汗を促し、冷え性の改善にも効果的です。また唾液の分泌を促進して消化を助けたり、血液循環をスムーズにする効果もあります。ヴァータ、ピッタ、カパすべてのドーシャによいとされていますが、ピッタを高めやすいので過剰摂取に注意しましょう。
■ターメリック
日本では「ウコン」としておなじみのスパイスで肝機能を高めてくれるほか、クレンジングとデトックスの効果もあり、肌の不調にもひと役買ってくれます。ヴァータ、ピッタ、カパすべてのドーシャに使える万能スパイス。ただし、多用すると吐き気をもよおしたりヴァータを増やしてしまうので注意。
■トウガラシ
トウガラシに含まれるカプサイシンに発汗作用があり、血行をよくして体を温める効果があります。そのため冷え性やダイエットのサポートとしてもよく知られた存在。さらに健胃薬、育毛の薬として活用されることも。ただしとりすぎると精神のバランスを崩すことがあるので摂取は控えめに。
■ナツメグ
ハンバーグに加えるスパイスとしておなじみ。独特の甘い香りがあり、肉や魚の臭みをとるためによく使用されるスパイスです。健胃薬として消化不良や腹痛、下痢など消化器系のトラブルにも効果的です。脳の働きや血液の循環、神経系などを刺激する作用があるので摂取しすぎると精神に影響が出ることもあるので注意。
■ニンニク
料理の風味付けとして世界各国で重宝されているニンニクは、強力な抗菌・炎症作用があり、疲労回復や体力増強に効果的です。また、血液循環をよくして腸内の排出を促す解毒剤の役目も果たしてくれます。
■ピッパリー
コショウの一種で、沖縄では「ヒバーチ」として親しまれているスパイスです。シナモンに似た独特の香りがあり、消化の火・消化力(アグニ)を燃え立たせ、食欲不振を解消。また、強い熱性で冷えや毒素を取り除く効果もあります。
■フェンネル
魚料理やピクルス、カレーなどに使われる甘い香りと苦みが特徴的なスパイス。消化促進、消臭、デトックス作用があり、むくみの解消、下痢や腹痛にも効果があります。咳や痰を緩和する効果もあるので風邪の引き始めにも有効です。ただし、妊娠中の方、小さなお子さんは多量摂取に気を付けましょう。
※掲載内容は記事公開時点のものです。
最新情報は、各企業・店舗等へお問い合わせください。
内容について運営スタッフに連絡

SHARE !

関連記事

関連キーワード