人生を豊かで幸せにするライフスタイル「ヒュッゲ」

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2017.11.6 text by:Tonoel編集部

人生を豊かで幸せにするライフスタイル「ヒュッゲ」

新たなライフスタイルの定義として欧米でブームとなり、日本でも広まりをみせつつある「Hygge(ヒュッゲ)」。このヒュッゲとはデンマーク語で、実は日本語には置き換えられる概念がないのですが、あえて訳せば「居心地のいい空間」「人と人とのふれあいから生まれる、温かな雰囲気」という意味になります。日照時間が短く、寒さの厳しい長い冬を心地よく過ごすために、デンマークの人々が実践している暮らしの工夫をご紹介します。

居心地のいい空間で時間を気にせずにゆったり過ごす

家でくつろいでいる様子

ヒュッゲにおける「居心地のいい空間」とは必ずしも「整理整頓」や「断捨離」された空間ではありません。好みのクッションやラグなどを揃えたり、アロマキャンドルを炊いたり、あるいは照明に一工夫をして目が疲れないようにしたり。リラックスして過ごせる空間のことです。デンマークをはじめとする北欧の家具やファブリックのデザインが優れているのは、こうした心地よい空間作りの思想が根底にあるからかもしれません。休日だからといって無理に予定を入れるのではなく、お菓子や飲み物、本や音楽など、お気に入りのものをベッドルームに持ち込んで、誰にも邪魔されずにゆっくりと過ごす。たまにはそんな、まったりした時間を過ごしてみてはどうでしょう。

ケーキやパンを自分で焼いてみる

パンケーキの写真

日頃はお店で買っているケーキやパンを自分でいちから手作りすると、その味わいは格別。素材を吟味し、ゆっくりと生地が発酵したり、焼けていくのを見守ったり。そんな余裕のある時間の過ごし方は、お金では買えない贅沢。あえて手間暇かけて料理をしたり、お金では買えないものを大切にしたりするといった考え方は、北欧の人々ならではの豊かなライフスタイルの特徴かもしれません。

家族や恋人、友人など親しい人と自宅でゆったりと過ごす

家族でご飯を食べている様子

北欧の人々は、流行のレストランに予約して出かけるよりも、家族や恋人、気心のしれた友人と料理をして味わったり、一緒に窓の外の移りゆく季節を眺めながらお茶を飲んだりと、大切な人とゆっくり過ごす時間を大事にしていると言います。それは彼らが物質よりも、人と人のつながりの中に幸せを見いだすからなんだとか。冬が長く温かい日が差す春が短いデンマークの人々は、日常の何気ない温かな時間が、人生においてかけがえのないものだということを知っているのかもしれません。

世界で一番居心地のいい場所は目の前にある、という考え方

湯気が出ているティーポッドの写真

ヒュッゲとは何も特別なことではありません。目の前にあるものや、そばにいる人を大切にして、今自分がいる場所を世界で一番居心地のいい幸せな場所にするという考え方です。考え方ひとつで、誰にでもできる幸せなライフスタイルは日本でも広がりそうです。

※掲載内容は記事公開時点のものです。
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