火のエネルギーと水のエネルギーを持つピッタ体質の食事法

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2017.11.22 text by:MHK.

火のエネルギーと水のエネルギーを持つピッタ体質の食事法

アーユルヴェーダでは、人の体質を大まかに“ピッタ”、 “ヴァータ”、“カパ”の3つに分けて考えます。そして、その体質や体調によって、適切な食事法があることを知っておくことが大事です。というのも、食べ物の消化吸収には個人差があり、代謝量も異なるから。ここでは、火に象徴される「ピッタ体質」の方に合った食事法をご紹介します。体温が高く、寒さには強い反面暑さには弱く汗をかきやすいピッタ体質は、体を熱くする食べ物の取り過ぎは要注意。ピッタの傾向が強い人は、是非参考にしてみてください。

体や心を穏やかにするピッタを整える食材と、NG食材

アーユルヴェーダ式の料理の写真

ピッタ体質の特徴は、外見的には中肉中背でスタイルもよく、きめが細かく柔らかい肌をしていること。内面的には暑さに弱く、夏は特に汗をかきやすく、喉が乾くことも多いでしょう。そんな性質なので、不調というと発熱や体の各部の炎症といった形で表れるのです。

そんな、ピッタ体質の人が体のバランスを整えるために摂りたい食材の味は、甘味、苦味、渋味。甘味はスイカ、メロン、梨、ブドウなど、苦味は緑黄色野菜やニガウリ、渋味は抹茶で摂取できます。これらの食べ物は生で食べることが多いのでピッタの熱性を抑えることができます。

また、冷たい飲み物もいいのですが、氷は入れないようにしましょう。冷たすぎるものにも要注意。逆にピッタを増やす食材の味は、辛味、塩味、酸味です。塩分の多い食事や辛味の強いもの、匂いの強いものはピッタを増やし、高血圧や湿疹を起こす可能性があるので摂りすぎに注意しましょう。アルコール類、揚げ物、ヨーグルト、卵、ナッツ類がそれにあたります。

ピッタの人が積極的に取り入れたい食材

アーユルヴェーダの料理で使う食材たち

■果物:甘い果物全般、りんご、杏、サクランボ、ココナッツ、デーツ、ぶどう、パイナップル、ざくろ、プルーン、レーズン、すいか、柿、いちじくなど

■乳製品:バター(無塩)、チーズ(クリーム、熟していないもの、無塩)、カッテージチーズ、牛乳など

■甘味料:果糖、濃縮フルーツジュース、メープルシロップ、ライスシロップ、氷砂糖など

■野菜:甘味、苦味野菜全般、アスパラガス、ニガウリ、ブロッコリー、キャベツ、カリフラワー、セロリ、ズッキーニ、キュウリ、レタス、オクラ、ほうれん草、マッシュルーム、ジャガイモ、ビーツなど

■豆類:豆腐などの大豆製品、ムング豆、そら豆、グリーンピースなど

■ナッツ類:アーモンド(皮なし)、ココナッツ、カボチャの種、ヒマワリの種など

■肉魚類:鶏肉、卵、小エビ(少量)、七面鳥(少量)など

■飲料:水、フルーツジュース、青汁など

■油:ひまわり油、ギー、オリーブ油、ココナッツ油など

■スパイス&ハーブ:カルダモン、シナモン、コリアンダー、ターメリック、クローブ、シナモン、ナツメグ、フェンネル、ミントなど

■穀物:米、小麦、大麦、オートミールなど

匂いがきついもの、酸味の強い果物はNG食材です。玄米、酸味の強いトマト、生のタマネギ、ニンニク、トウガラシ、サワークリーム、有塩バター、ゴマ油、コーン油、チリペッパー、マスタード、オレンジ、レモン、パイナップル、ベリー類などは避けましょう。

怒っているときやイライラしているときは食事をしない

イライラしている女性の写真

ピッタ体質の人は代謝が活発なので食事の量が多くなりがち。そして、体重の増減が激しい傾向にあるので食事は常に腹八分目を心掛けましょう。またイライラしたり、勢いに任せてやけ食いすると過剰にピッタを増やし、アンバランスの状態を助長してしまいます。ピッタが増えるとイライラして攻撃的になる、汗が多くなる、体臭・口臭がきつくなる、朝起きてすぐや夜中に空腹感が強くなるなどの症状があらわれます。また胃炎、胃潰瘍、結膜炎、ヘルペスなどの病気にかかりやすくなるので、上記の食事法を参考にしてピッタの傾向を和らげましょう。

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