マインドフルネス瞑想の効果~仕事の効率がアップするって本当?

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2017.11.24 text by:富永明子

マインドフルネス瞑想の効果~仕事の効率がアップするって本当?

ビジネス書のカテゴリーでも、数年前から「マインドフルネス」は人気のキーワードです。グーグルやインテル、ゴールドマン・サックスなど、大手企業がこぞって研修に取り入れたり、瞑想ルームを作ったりしたことでも話題になりました。その目的は、集中力を上げるため。一体なぜ、瞑想の時間を持つことが集中力アップにつながるのでしょうか? 気が散りやすい人にオススメしたい、マインドフルネス瞑想について教えます。

考えても仕方がないことに気をとられると集中できない

私たちは日ごろ、頭の中でさまざまなことを目まぐるしく考えています。試しに今日、あなたが職場でどんなことを考えていたか、思い出してみましょう。「なぜ昨日のプレゼンがうまくいかなかったのか」「さっき、上司がああ言ってきたのはなぜだろう」「明日提出の企画を考えないといけない」「どうしたら1年以内に昇進できるのか」など、さまざまな思考が頭に浮かんだのではないでしょうか?

普段、ぐるぐると考えていることの多くが、過去と未来についての思考です。ポジティブなものもあれば、ネガティブなものもありますが、とくに後悔や不安につながるネガティブなことは「考えても仕方ない」とわかっていても、くよくよしてしまうもの。考えても仕方ないことに気を取られているうちに、「今、この瞬間」に考えるべきことが置き去りになってしまいます。

「呼吸に集中する」だけならオフィスでもできる

過去や未来の不安や後悔ばかりを考えていると、周りの人や出来事に振り回されて自分を見失い、集中力を失ってしまいます。

今すぐにやらないといけないタスクがあるのに、どうしても集中できない。いつも気が散って効率が悪い。そんなときに役立つのがマインドフルネス瞑想です。それは過去でも未来でもない「今、ここにある私」に意識を向けるためのトレーニングのこと。やり方さえ知っていれば、会社のデスクや休憩室など、オフィスでも行うことができます。

基本的なやり方は、姿勢を正して、自分のナチュラルな呼吸に集中するだけ。頭の中にはさまざまな雑念がよぎることがありますが、そのときは「集中が切れた」ことを自覚します。そして雑念を受けとめずに流し、再び呼吸に意識を向け直すのです。

気が散ることが減り、優先順位が見えてくる

瞑想によって、頭の中を飛び交っていた思考が鎮まるようになると、気が散ることが減るので集中力がアップ! さらに、本来のあなたが抱いている感情や感覚に気づけるようになります。仕事上のひらめきが冴え、ふとアイデアが振ってくることもあるでしょう。記憶力が向上する人もいるようです。

また、溜め込んだ家事や仕事があるのに「あれもこれもやらなきゃ」と思うあまり、結局どれも手につかないまま……ということがあるときは、瞑想すると自然に優先順位が見えてくることもあります。今やるべきことがクリアになり、前はしぶしぶやっていたことにも、前向きに取り組むことができるようになります。

ストレス耐性が身につき、夢や目標に向かって突き進む

さらに、瞑想によって何も考えない時間を設けることで脳が安らぎます。リラックスして落ち着いた雰囲気を身にまとったあなたへ、周囲からの信頼度もアップするでしょう。それは自信につながり、リーダーシップを発揮できることも。

自分の本当の気持ちが見えてきて、夢や目標が見つかることも多いと言います。ゆるぎない自分軸ができるので、振り回されにくくなってストレス耐性がついたり、夢や目標に向けて、集中して進むことができるはずです。

このように、マインドフルネス瞑想から得られるメリットは、仕事にプラスになるものばかり。ぜひ習慣化させて、仕事の効率をアップさせましょう!

※掲載内容は記事公開時点のものです。
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