水のエネルギーと地のエネルギーを持つ、アーユルヴェーダ“カパ体質”の食事法

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2017.12.7 text by:MHK.

水のエネルギーと地のエネルギーを持つ、アーユルヴェーダ“カパ体質”の食事法

アーユルヴェーダでは、人の体質を大まかに“ピッタ”、 “ヴァータ”、“カパ”の3つに分けて考えます。そして、その体質や体調によって、適切な食事法があることを知っておくことが大事と教えています。というのも、食べ物の消化吸収には個人差があり、代謝量も異なるから。ここでは、体格がよく、体力・持久力にも優れているけれども、太りやすいカパ体質の人に合った食事法をご紹介します。

体や心が重くならないようカパを整える食材と、NG食材

カパ体質のための料理のイメージ写真

カパ体質の特徴は、外見的にはがっしりとした体格で、ふくよかなタイプが多い傾向にあります。肌の色は色白で、髪の量も多く、全体的にしっとりとした印象。睡眠は深く、長く寝ないと満足できないことも。そのため、寝起きが悪く、一日中眠い時もあるかもしれません。

そんなカパ体質の人が、身体のバランスをとる上で重要な食材は、辛味、苦味、渋味です。辛味は体を温める効果もあるトウガラシ、黒コショウなどのスパイスから摂取できるので、積極的に活用しましょう。軽くて乾燥した食べ物の代表、豆料理やキャベツなどの葉野菜も体調を整えるのに効果的。渋味の果物は、リンゴ、アンズ、木イチゴ、クランベリー、柿、ザクロなどがおすすめ。一方で甘味、酸味、塩味の食べ物、チーズや牛乳、揚げ物など重性・油性の強いものは控えめに。食事は火を通した温かい食べ物や飲み物を中心にしましょう。ダラダラ食べ続けるのもNGです。カパが強くなると食欲が増す傾向があります。食べるときは常にやや少なめを心掛け、体がむくまないよう水分の取り過ぎにも要注意。定期的にプチ断食などのデトックスを行い、毒素を溜めないようにしましょう。

カパ体質の人が積極的に取り入れたい食材

ドライフルーツの写真

■果物:完熟の果物全般、りんご、アップルソース、杏、木いちご、チェリー、クランベリー、桃、梨、柿、ザクロ、プルーン、干しぶどうなど

■乳製品:無塩バター、ギー、カッテージチーズ、スキムミルクなど

■コショウやトウガラシなどの香辛料全般

■野菜:ナス、アーティチョーク、アスパラガス、ビート、ニガウリ、ブロッコリー、芽キャベツ、ごぼう、キャベツ、人参、カリフラワー、セロリ、コリアンダー、とうもろこし、大根、パセリ、ピーマンなど

■豆類:小豆、ひよこ豆、白インゲン豆、味噌、テンペ、温かい豆腐、平豆など

■ナッツ類:皮なしのアーモンド、カシューナッツ、ココナッツ、ピーナッツ、松の実、ペカンナッツなど

■肉魚類:鶏肉、卵、淡水魚、小エビ、七面鳥など

■飲料:白湯、クランベリージュース、グレープジュース、野菜ジュース、豆乳、ハーブティーなど

■油:とうもろこし油、カノラ油、ひまわり油、ギー、アーモンド油など

■穀物:大麦、とうもろこし、クスクス、クラッカー、グラノーラなど
甘くて水分の多い野菜、キュウリ、オリーブ、サツマイモ、タロイモ、トマト、ズッキーニ、

甘酸っぱい果物全般、オレンジ、パパイヤ、パイナップル、グレープフルーツはNG。ナッツ類、有塩バター、牛乳、アイスクリーム、サワークリームなども要注意です。

季節による体調の変化、特に冬から春先の食事には気を付ける

鼻をかむ女性の写真

1年の中でも春先は水と地のエネルギーをもつカパにとっては要注意な季節。冬の間の食べ過ぎや運動不足が春の暖かさで表に出てくる季節。カパが過剰になると、体や心が重くなる傾向があります。そのため、鼻炎や花粉症、気管支炎や喘息などの呼吸器系の疾患にかかりやすくなります。また、だるさが抜けず、眠気がとれにくいなどの症状に悩まされる人も多いはず。さらには、湿気の影響で関節が痛くなることも。この時期は特に食事法に気を使って、体のバランスを整えることを第一に考えましょう。

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