ヨガ哲学に学ぶ!ウインターブルーを乗り越える5つの法則

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2017.12.12 text by:Tonoel編集部

ヨガ哲学に学ぶ!ウインターブルーを乗り越える5つの法則

年末年始は忘年会やクリスマス、年越しのイベントに新年会と賑やかなイベントが盛りだくさんです。それなのに、ふと気づくと急にむなしくなったり、気分が塞いだりすることはありませんか?日照時間が短くなる冬は、プチうつになる人も多いと言います。そんな「ウインターブルー」を乗り越えるコツを、ヨガ哲学にも造詣が深いヨガスクールのインストラクターYumikoさんに教えていただきました。

法則1.いい状態の時の自分だけが自分ではない

様々な表情を浮かべる女性の写真

落ち込んだ時に限って、無理にはしゃいで余計に空しくなったり、幸せそうな友達を妬んでしまいさらに落ち込んだりと負のスパイラルに陥ることってありませんか?

Yumikoさんはそんな状態に陥っても気にする必要はないと言います。「人間も自然の摂理の一部なので、季節や状況によって気持ちが変化するのは当然のこと。それなのに、過去のすごくいい状態だった自分を、自分の本当の姿だと考えてしまうから辛くなるのだと思います。いい状態の時の自分も、悪い状態の時の自分も自分ですから、これが私のあるべき姿と決めてしまわないことが大切なんじゃないでしょうか」(Yumikoさん)。

法則2.「落ち込んでいる=自分」ではないと考える

ハートを持つ女性の写真

「そもそも季節や環境でコロコロと変化する『気持ち』って本当の自分なのでしょうか?実は、ヨガ哲学では『感情』を自分と切り離して考えます」(Yumikoさん)。

どういうことかというと、自分が「落ち込んでいるな」と感じた時、自分ではなく、○○という人間が落ち込んでいる、と外から客観的に見るように視点を変えます。つまり「落ち込んでいる感情=自分自身」ではないという解釈をすることです。人は鏡に映さない限り自分の姿は見ることができないのと同じで、「落ち込んでいる」という感情を外から見ている自分がいるということ。

「感情は状況によって変化するけれど、本当の自分はそれを客観的に見ることができる安定した存在。なので感情の変化に過剰に振り回される必要はないんです。」(Yumikoさん)。

すぐにはできないかもしれませんが、こういう考え方があると知っているだけでも、いざという時に気持ちを切り替えるヒントにできそうです。

法則3.自分の心のクセに気づく

青汁を見て嫌そうにしている女性の写真

落ち込んだ時に、とことん落ちこんでしまってなかなか立ち直れない人は、もしかして落ち込むパターンがクセになって、感情に振り回され過ぎているのかもしれません。ヨガ哲学では、人には歩き方や話し方にクセがあるように、心にもクセ(サンスカーラ)があると考えるそうです。

たとえばペットボトルに「青汁」と書いてあったとします。青汁を飲んだことがある人は「苦くて、まずいに違いない」と考えて、その飲み物を飲もうとしないでしょう。でも、もしかするとその青汁は甘くて美味しいかもしれません。

このように過去の経験や先入観によって「こういう場合は、こう考える」という心のクセが負のスパイラルを生み出しているかもしれないのです。まずは自分が落ち込んだ時に、どんな状況で、どんな風に考えるのか、心のクセに気づければ改善策が自ずと見えてくるかもしれません。

法則4.努力はする、でも結果は求めない

自然の中で手を広げる女性の写真

「ウインターブルーに陥る人は結果にこだわり過ぎる傾向があるのかもしれませんね」とYumikoさん。

こんなに頑張ったのに報われない、努力しても思ったような結果が出ないと、自分の頑張りに執着してしまう。年末になって1年を振り返った時に「頑張ったのに今年も結果が出せなかった」と落ち込みがちな人はこう考えればいいでしょう。

ヨガ哲学の世界ではアビヤーサ(努力)とヴァイラーギャ(離欲)はセットだそうです。努力は結果を求めるためにするのではなく、努力する過程に意味があると考えます。つまり努力はするけれど、同時に欲や執着は捨てるということ。

頑張って望んだ結果が出ることもあれば、自分が望んだことと違う結果が出ることもある。どちらにしても目の前に起こることは自分が経験すべきこと。だからこそ、欲を捨てて現在目の前にあることを淡々とこなしていく。そうすることで心が成長し、執着という呪縛から解放されるのです。

法則5.「足るを知る(サントーシャ)」が教えてくれること

笑っているイラストが描かれたカードを持つ女性の写真

法則4で解説した「結果にこだわらない」というのは難しいことですが、Yumikoさんはその解決策を次のように教えてくれました。

「サンスクリット語のサントーシャという言葉は『知足(ちそく)』という意味です。簡単に言うと、自分に必要な経験は全て与えられていて、自分には何の過不足もなく満たされているという考え方です。過去の幸せだった自分や、幸せそうにしている他人と比べて『こんなはずではなかった』『うらやましい』と考えると辛くなりますよね」

「でも辛さの原因が現状ではなく、『足りない』『満ち足りていない』と“感じる心”だと考えてみたらどうでしょう? 今の自分に過不足はないのだから、何も欲しいと思う必要も、落ち込む必要もないんです」

このようにヨガ哲学に学び、落ち込んだ気持ちに無理に抗うのではなく、落ち込んでいる自分自身を受け入れて、客観視したり、考え方をちょっと変えたりしてみれば、もう「ウインターブルー」を恐れる必要はないかもしれません。

お話を伺った人:Yumiko

FIRSTSHIP講師。年齢に関係なく変化する心と体の可能性に感動、一生ヨガの研鑽を積むことを決意。基礎を大切にした丁寧な教えに定評がある。E-RYT500。実現したいのは、「女性がヨガで輝ける世界」。

http://www.firstship.net/

Yumiko(お話を伺った人)

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ヨガインストラクター資格取得 Firstship

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