ちょっとした不調を感じたときに…お家のスパイスでつくる、レスキューサプリ

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2017.6.29 text by:Tonoel編集部

ちょっとした不調を感じたときに…お家のスパイスでつくる、レスキューサプリ

「ちょっと風邪っぽいかも」「なんだか胃がもたれる」「眠れない……」などなど、普段の生活の中で起こるプチ不調たち。薬を飲むほどではないけれど、なんとかしたいものです。そんなときは、スーパーで手軽に手に入るスパイスを使った、アーユルヴェーダ式のホームメイドサプリが大活躍。アーユルヴェーダ講師のSahokoさんに教えていただいた、お悩み別の秘伝レシピをご紹介します。

風邪っぽいとき:ショウガ&ハチミツ、セサミオイル

ショウガ&ハチミツ、セサミオイル

「風邪っぽいと感じるときは、大抵、消化力が落ちているとき。まずは、断食や食事を軽くするなど、胃腸の負担を軽減すると治りやすいのですが、胃を元気にして消化力を上げてくれるショウガに、ハチミツを加えたシロップを服用するのも効果的です」(Sahokoさん)

「また、喉が少し痛いときや痰が絡むときは、抗菌効果があり、痰切りにも効果的なターメリックをほんの少し混ぜた、セサミオイルうがいがオススメ。喉の違和感がスッキリしますよ」

【つくり方と取り入れ方】

<消化力を高めて体を温める、ショウガ&ハチミツのシロップ>
すりおろしたショウガの絞り汁と、ハチミツを小さじ1/2ずつ混ぜる。 混ぜたシロップを1日3回、食前に摂取する。
<喉の痛みを軽減し、痰の切れをよくするセサミオイル>
食用の太白ごま油(無色透明の匂いがほとんどないもの)を用意する。オイル大さじ1〜1杯半に、ターメリックと岩塩を各ひとつまみずつ入れて混ぜる(ターメリックは入れ過ぎると苦いのでほんの少しでOK)。 混ぜたオイルで、ガラガラと喉をうがいする。

胃もたれするとき:コリアンダー、クミン、フェンネルのシード

コリアンダー、クミン、フェンネルのシード

「食べ過ぎによる胃がもたれが苦しい! というときは、自家製のスパイス胃薬が役立ちます。用意するのは、胃腸の回復や消化力をサポートするコリアンダー、クミン、フェンネルのシード。それぞれ粉末にして混ぜたものを胃薬の変わりに服用すると、市販の薬に負けないくらいスッキリしますよ」

「また、この胃薬をお茶パックなどに入れて熱湯を注げばデトックスティーに。体が重いと感じるときや便秘のとき、むくみが気になるときに最適です」

【つくり方と飲み方】

<胃もたれ、胃のムカつきを改善するCCF胃薬>
コリアンダー(C)、クミン(C)、フェンネル(F)のシードを1:1:1の同量ずつ準備する。すべて混ぜてからミルやすり鉢で粉末状にすれば、自家製胃薬の出来上がり(すでに粉末状になっているスパイスを使用してもOK)。服用するときは、小さじ1/2杯ほどをスプーンですくい白湯で飲む。
<食べ過ぎによる重だるさ、便秘、むくみに効くCCFデトックスティー>
上記で作ったCCF胃薬の粉末を小さじ1杯取り、お茶パックなどに入れて熱湯を注ぐ。ポットに入れて1日通して飲用するのも効果的。コリアンダーには利尿作用があるので、特にむくみが気になるときは昼間に飲むとスッキリ。 または、シード状態のスパイスを1:1:1で小さじ1杯分準備し、それに熱湯を注いでもOK。

偏頭痛に:バターから不純物を取り除いたピュアオイル「ギー」

ピュアオイル、ギーが入ったビン

「針で刺すような痛みの偏頭痛には、ギーの点鼻ケアがオススメです。ギーとは、バターから不純物を取り除いた純粋な油分なのですが、アーユルヴェーダでは、万能オイルとして何千年も利用されてきました」

「鼻は脳とつながっているとも言われているため、実は鼻のケアは痛みを呼び起こしている脳や神経全体のケアにもなるんです。ギーは熱くなった頭のクールダウンもしてくれるので、直接額に塗るのもオススメです」

【取り入れ方】

<針で刺すような偏頭痛のケアに効く、ギーの点鼻>
ギーをスポイトですくい、片方の鼻の穴に1〜2滴点鼻し、入れていない反対の鼻の穴を指でおさえて、ギーをしっかりと吸い込む。反対の鼻の穴も同様に行う。喉に落ちてきたオイルは飲み込まずに、痰と同じ要領で吐き出す。

眠れないとき:牛乳、ギー、シナモン

ギー入りのホットミルク

「神経が高ぶって眠れない夜や、普段から不眠がちでなかなか眠れない、という人にオススメなのが、リラックス効果の高いギー入りのホットミルク。冷えを感じやすい人は、さらにシナモンパウダーをひとつまみほど入れましょう。甘さが欲しいときは、少し冷めてからハチミツを入れてもOK(本来の栄養素が破壊されてしまうため、高温での添加はNG)」

「ハチミツは鎮静効果もあるので、高ぶっている神経を落ちつかせてくれます。また、ギー入りのホットミルクは、便秘予防の効果もあります。どうしても眠れないハードな不眠のときは、太白ごま油(※キュアリング済みであれば、よりベター)を使ったヘッドマッサージも追加してみてください」

「マッサージ後は、頭にも枕にもタオルをセットしてそのまま就寝。ぐっすりと寝られますよ」

【つくり方と飲み方】

●入眠効果のある、ギー入りホットミルク
コップ一杯の牛乳を温め、ギーを小さじ1杯とシナモンパウダーをひとつまみ入れてよくかき混ぜる。ハチミツを入れる場合は少し冷めてから入れること。寝る30分程前に1杯飲む。

便秘のとき:レーズン

レーズン

「最後にご紹介するのは、便秘解消にぴったりなレーズンウォーター。スパイスではありませんが、レーズンは整腸作用にとても優れているフルーツなので、腸内環境の改善、消化作用の活発化に最適です」

「寝る前にレーズンを水に漬けておくだけで出来る、簡単なサプリウォーターなので、気軽に試してみてください」

【つくり方と飲み方】

●便秘解消に効くレーズンウォーター
寝る前にレーズン5粒ほどをコップに入れ、レーズンがひたひたになるくらいの少量のお水を入れる。そのまま一晩漬けておく。翌朝の朝食前に、お水ごとレーズンをよく噛みながら摂取する。子供の便秘には、上澄みのレーズンウォーターだけ飲ませること。

市販の薬に頼ることなく、ちょっとした不調に対処できる手軽なスパイスサプリ。セルフで体調管理やデトックスできるツールとして、心強い味方となってくれそうですね。

※本記事はアーユルヴェーダのメソッドにより予防的に健康増進をはかるものです。

photo / Takaki Iwata

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お話を伺った人:Sahoko

FIRSTSHIP講師。社会福祉士。福祉マネジメント修士。アーユルヴェーダの講師も。E-RYT500。福祉領域の知識と経験をヨガの学びと融合、真のヨガを伝え、その恩恵を一人でも多くに得てほしいと考えている。ヨガとアーユルヴェーダは超高齢社会の日本を変えるというのが信念。

http://www.firstship.net/

Sahoko

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