オイル美容の一生モノ、ここにあり。1000の効果を秘めた、パーフェクトオイル“ギー”

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2017.6.29 text by:Tonoel編集部

オイル美容の一生モノ、ここにあり。1000の効果を秘めた、パーフェクトオイル“ギー”

食も美容もあいかわらずオイルブームが続いていますが、最近、マドンナや人気モデルのローラが取り入れていることで人気急上昇中の、“ギー”というオイルをご存知でしょうか? 実は、インドの伝承医学、アーユルヴェーダでは、神聖なオイルとして何千年もの間使われてきた歴史あるもの。今回は、あらゆるパワーを秘めた万能油、ギーの魅力についてご紹介します。

一般的なオイルとは違う、純粋性の高いギーのパワーとは?

ギーの写真

ギーとはどんなオイルかというと、無塩バターを加熱することで不純物を取り除いた、100%純粋な油分でできたもの。アーユルヴェーダでは、その純粋性の高さから、すぐに体の中で燃える消化しやすいオイルと言われているそう。

アーユルヴェーダ講師、Sahokoさんによると「ギーは、食事のほかマッサージオイルや塗り薬として、インドの家庭でも一般的に使われているオイルですが、アーユルヴェーダでは最上級のオイルであり、万能油として古くから重宝されてきました。あらゆるオイルの中で一番、心と体をイキイキと輝かせる生命エネルギー、オージャスに満ちているとも言われているんですよ」とのこと。生命を輝かせるオイル、なんて、なんだかとても神秘的。

テクスチャーは温度が下がると黄金色の液状から白っぽい固形に変化しますが、味や香りは変わらず、バターよりも甘く、香ばしい風味。バター料理以外にも、ジャンル問わず幅広いレシピと相性が良いので使いやすいのも魅力です。

その効果は、1000以上!? いいことづくめなパーフェクトオイル

ギーをスプーンですくっている

具体的にギーの美容と健康への効果は? とSahokoさんに伺うと、
  • 免疫力を上げる
  • 脂肪の燃焼をサポートする
  • 消化力を上げる
  • 体力がつく
  • 関節の動きをなめらかにする
  • 筋肉に柔軟性をつける
  • 便秘を解消する
  • 老化を防止する
  • 火傷の回復
  • 知力、理解力、精力の向上

などなど、その効果は非常にたくさんあり1000ほどにも及ぶとか。

栄養素としては、抗酸化作用の高いビタミンAやE、脂肪の分解・燃焼・抑制の働きがある共役リノール酸、脂肪になりにくく、すみやかにエネルギーに変わる中鎖脂肪酸、腸内環境を改善する短鎖脂肪酸などが豊富で、栄養価もたっぷり! 今やヘルシーオイルの代名詞とも言えるオメガ3も含まれているうえ、加熱に弱いというオメガ3の弱点を克服している点でも優秀です。

食事にも美容にも。 いろいろな使い方で、ギーの恩恵をチャージ

あたためてスープにしたギー

ギーは、調理の際に使う食用油の代わりとして使用する以外にも、様々な取り入れ方があるそう。早速、オススメの使い方をSahokoさんに紹介してもらいました。

食欲不振のときに

「胃腸の調子が悪く食欲がわかないときは、朝の空腹時に小さじ1杯のギーを白湯と一緒に飲み下すと、食欲がアップしますよ」

便秘のときや、不眠のときに

「寝る前に、ホットミルクに小さじ1杯のギーを入れて、飲むと入眠しやすく、便秘の人は翌朝のお通じがスムーズになります」

肌の美容パックとして

「清潔にした肌にギーを塗り、20〜30分ほど置いてからホットタオルで馴染ませながら拭き取ると、うるおいに満ちたモチモチ肌に」

ごはんやスープの味付けに

「お米を炊く時に、ギーを少しだけ入れるとご飯自体がしっとりして美味しいです。また、お鍋にギーと少しの塩と好きなスパイスを入れ、野菜を炒めてからお水を入れて温めるとスープになりますよ。お味噌汁に垂らすだけでも、コクが出るのでオススメです」

食事や飲み物に使用する場合、1日の摂取量は大さじ1〜2杯ほどが適量。摂り過ぎに注意しながら取り入れて。

自宅で簡単に手作りできるギー。作り方と保存方法は?

無縁バターのかたまり

ギーは無塩バターがあれば、家のキッチン用品で簡単に作れます。市販のギーは、割高なうえ通常のスーパーなどでは手に入りにくいので、ぜひ手作りしてみましょう。「特に満月になる直前に作ると、エネルギーが高まっている時期のため、ギーもエネルギーが高い状態で作られるのでオススメです」

【材料】
  • 無塩バター
  • ボール
  • ざるや茶こし
  • キッチンペーパー(コーヒーのペーパーフィルターでも可)
  • ギーを入れる容器

【作り方】

1:無塩バターを鍋に入れ、焦がさないよう弱火で少しずつ溶かす。
2:バターが溶けるとシュワシュワと音を立てながら泡が出始めるが、かき混ぜたりせず、そのまま放置する。
3:バターの水分が蒸発し、たんぱく質と分離してくると、泡が大きくなりパチパチという音に変化。ここでもかき混ぜず、そのまま火にかけ続ける。
4:泡が細かくなり、アクのような浮遊物が出てきたら取り除く。
5:しばらくするとアクのような浮遊物が出てくるのが落ち着き、パチパチという音がしなくなる。底に茶色い沈殿物が見えてきたら、そこで火を止める。火を止めるタイミングが遅くなると、温度が上がりすぎて焦げやすいので注意。
6:ボールに、ざるとキッチンペーパーをのせ、加熱し終わった液状のバターを流し入れて漉す。漉して完成したギーを保存容器に入れれば出来上がり。常温で保存し、半年ほどで使い切る。

毎日ギーを取り入れるようになると、割れやすかった爪が強く健康になったり、疲れやすい体調が回復しやすくなったりと、日々感じていた不調がさりげなく改善されていることが多くなるそう。バターやオイルの代わりに気軽に使って、ギーのマルチなパワーをぜひ取り入れてみましょう。

お話を伺った人:Sahoko

ファーストシップトータルヨガスクール講師。社会福祉士。福祉マネジメント修士。アーユルヴェーダの講師も。E-RYT500。福祉領域の知識と経験をヨガの学びと融合、真のヨガを伝え、その恩恵を一人でも多くに得てほしいと考えている。ヨガとアーユルヴェーダは超高齢社会の日本を変えるというのが信念。

http://www.firstship.net/

Sahoko

※掲載内容は記事公開時点のものです。
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