お酢の力で疲れ知らずの体を手に入れよう

食べる

2018.3.30 text by:Tonoel編集部

お酢の力で疲れ知らずの体を手に入れよう

春は気温の差や、環境の変化などの影響で、知らない間に体に疲れが溜まりやすい時期です。軽い疲れだからといって油断は大敵。蓄積すると、病気の原因になったり、美容に悪影響を与えたりと、決して侮れません。そこで、身近な食材「お酢」の力を借りて、疲労回復できる方法を“酢ムリエ®No.0001”であり、デザートビネガー®を扱うビネガー専門店「オークスハート」代表の内堀光康さんに伺いました。

お酢はなぜ疲労回復にいいの?

疲れに効くクエン酸を多く含むレモンをかじる女性

お酢というと酸っぱいイメージがありますが、酸っぱさの原因となる成分には大きく分けて「クエン酸」と「酢酸」があるそうです。「クエン酸」はレモンやオレンジなど柑橘系の果物に多く含まれる成分で、鼻を指す香りはありません。一方、お酢に多く含まれる「酢酸」は揮発(きはつ)性があるので、ツーンと刺激のある香りがするのが特徴です。

「この、ツーンとくる酢酸は、体内でクエン酸に変化し、生きるために必要なエネルギーを生み出すサイクル(クエン酸サイクル)を動かす手伝いをしてくれます」と内堀さん。坂道を上がる時に、誰かが背中を押してくれると楽になるように、酢酸が疲労回復につながるエネルギーの生成を手助けしてくれるのだそう。

ただし内堀さんは、「お酢は酸っぱくて刺激があるので、それでなんとなく効いた気がする人が多いようですが、お酢を飲んで急に疲れが取れるわけではありません」とも言います。

お酢の力を引き出す摂取方法とは?

疲労回復効果が高い糖分を含むフルーツのお酢

そこで、内堀さんが教えてくれたのが、お酢が持つ疲労回復効果を高める方法です。それは、筋肉の合成に必要なグリコーゲンを作るのに重要な糖分を、お酢と一緒に摂るというもの。

つまり酢と糖質を一緒に摂ると、酢が疲労物質である乳酸を減らし、糖分が運動などでダメージを受けた筋肉を修復してくれるというわけです。ですから、リンゴ酢など、糖分を含むフルーツのお酢は疲労回復にも最適と言えます。

ただし、やはり即効性を期待するよりも、お酢を摂取することを習慣化することで、疲れにくい体質を作ることが大切なのだそう。

お酢を手軽に摂取できる簡単ドリンクレシピ

疲れに効くクエン酸を多く含むレモンとレモン果汁

料理に使う米酢などに比べれば、確かにフルーツのお酢は飲みやすいかもしれません。とはいえ、お酢を毎日のように摂取するのは難しいというイメージを持っている方が多いと思います。

内堀さんが代表を務める、「オークスハート」では、さまざまなフルーツの果汁から醸造した果実酢ベースの飲むお酢・デザートビネガー®︎を発売していますが、4倍の水や炭酸水で割ってお飲みいただく他、酢ムリエならではの一番おすすめの飲み方は、氷を入れて、氷の溶け具合に合わせて、そのままをゆっくりと飲む、オンザロックだそう。「お酢は冷たくすると、刺激が弱まるので、意外に飲みやすいんです。それに最初は飲みづらくても、徐々に体が慣れてくるはずです」(内堀さん)。それでも、お酢は苦手だという人に、内堀さんとっておきのお酢ドリンクのレシピを教えていただきました。

【材料】
・500ミリリットルのミネラルウォーター1本
・レモンやライムなど、好みの柑橘類の果汁 大さじ1杯(15cc)
・好みのお酢 大さじ1杯(15cc)

【作り方】
1 ペットボトルから予め30cc(大さじ2杯分)の水を抜く
2 果汁(大さじ1杯分)とお酢(大さじ1杯分)を①のペットボトルに入れて、よく混ぜる。

作り方はたったこれだけです。あとはこのドリンクを、自宅や会社の冷蔵庫に入れて冷やして飲むだけ。なぜ、果汁を加えるかというと、お酢は、はちみつなどを加えると、かえって酸味が引き立ってしまうことがあるそう。「意外かもしれませんが、“酸っぱいものは酸っぱいもので制する”のが、一番なんです。お酢に酸っぱい果汁を加えると、お酢の旨味が引き立って、かえって飲みやすくなるんですよ」と内堀さん。

今年の春・夏はぜひ、この簡単ドリンクを冷蔵庫に常備したいですね。なお、作ったドリンクはできるだけ1日で飲みきるのが理想。特にペットボトルに直接口を付けた場合は衛生上必ず1日で飲みきりきましょう。

お酢はいつ、どれくらい飲めばいいの?

疲労回復効果が高いフルーツのお酢で作ったドリンク

「疲労回復効果は、実はお酢の力のほんの一部です」と内堀さん。お酢の持つ一番の効果は血流をよくすること。実際にお酢を飲むと、体が熱くなるのは、血流がよくなっているから。血流がスムーズに流れると、新陳代謝もよくなるため、体全体の調子がよくなる効果が期待できると言います。

たとえば、寝る前にお酢を摂取すると、血行がよくなり、睡眠の質が高まって、疲れた身体を修繕してくれるそう。また、お酢には腸の蠕動(ぜんどう)運動を促進する効果が期待できるので、朝食後に摂ることを習慣化すると、お通じがよくなるという人も。オークスハートが行ったカスタマーアンケートでは、お酢を飲んだ方の7割が、1週間程度で腸の動きがよくなったといいますから、便秘で悩んでいる人にもおすすめです。

お酢は、体に毒ではありませんが、刺激物なので一度に沢山飲むのではなく、少しずつ長く飲むのが、疲労回復にも健康にも良いようです。自分の体調や目的に合わせて、お酢のある生活を始めてみてはいかがでしょう。

オークスハートには、りんごやマンゴー、ブルーベリーといった、オンザロックでも飲みやすいフルーツビネガーから、さくらの花や葉を漬込んだ酢を使ったもの、はちみつから作った珍しいものまで、さまざまなお酢が揃っているので、ぜひ好みのお酢を見つけて、疲れ知らずの体を手に入れませんか?

お話を伺った人:内堀光康(うちぼり みつやす)

自らが考案・開発した新ジャンルのお酢「デザートビネガー®」を取り扱う酢専門店「オークスハート」代表取締役。2006年、お酢の世界に新風を吹き込んだ功績が認められ、農林水産大臣賞を受賞。’’酢ムリエ®’’としてお酢の楽しさや魅力を広める活動を精力的に続けている。テレビ番組や雑誌などにも多数登場。お酢の第一人者として、活躍中。

※掲載内容は記事公開時点のものです。
最新情報は、各企業・店舗等へお問い合わせください。
内容について運営スタッフに連絡

SHARE !

ヨガインストラクター資格取得 Firstship

関連記事

関連キーワード