秘めておくのは間違い!?オトナ女子なら知っておきたい「膣ケア」の話

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2018.4.21 text by:Tonoel編集部

秘めておくのは間違い!?オトナ女子なら知っておきたい「膣ケア」の話

毎日を健康に生きるため、体調に気を遣うのは自然なこと。でも、自分の体の一部分であるのに、性器、特に「膣」の状態を意識している女性は少ないのではないでしょうか。膣は、とてもデリケートな場所。きちんとケアしないと、心身にさまざまな不快症状が出ます。産婦人科医・八田真理子先生の著書『産婦人科医が教えるオトナ女子に知っておいてほしい大切なからだの話』(アスコム刊)から、「膣ケア」の知識や方法についてご紹介します。

膣にも膣内フローラがある

「腸内フローラ」という言葉を聞いたことはありますか? 私たちの腸内には、「腸内細菌」が植物のように群生していて、まるで花畑のように見えることからきた言葉です。実は、膣の中にも腸内と同様にさまざまな常在菌が棲んでいて、「膣内フローラ」を構成しているのだとか。

八田先生によれば、膣が健康な状態にあれば、善玉菌で酸性に保たれ、たとえ雑菌が入ってきても自浄作用によって跳ね返すことができるのだそう。しかし、さまざまな要因で膣内が酸性に保たれないと、膣内環境が崩れ、有害な雑菌が侵入しやすくなったり、日和見菌であるカンジダ菌が増殖し「膣カンジダ症」などの膣炎にかかってしまったりなど、膣トラブルの原因に。だから、膣を積極的にケアして、体を内側から整える「膣ケア」が重要になってくるのです。

膣が若いと、見た目も若い? 膣ケアでアンチエイジングを

八田先生は産婦人科医として、日常的に多くの女性の膣の状態を見ています。その経験上言えるのは「膣が若々しい人は、見た目も若い」ということなのだそう。というのも、膣の状態を左右しているのは女性ホルモンだからです。

つまり、膣が健康であるということは、女性ホルモンが正常に働いているということなので、全身も健康だと言えるのです。でも、多忙な現代女性はストレスが多く、ホルモンバランスも乱れがち。ですから、膣ケアが大事になってくるのです。では、どんなことをすれば膣をケアすることができるのでしょうか? 八田先生が著書で挙げているポイントは5つです。

1.おりものは膣の健康のバロメーター。日常的に量や質をチェックして
2.ストレスを溜めないよう、快食快眠を心がける
3.骨盤底筋トレーニングで膣周りを中から鍛える
4.かかりつけの産婦人科医を見つけて、普段から膣の健康状態をチェックしてもらう
5.膣やデリケートエリアはいつも清潔に

膣は決して恥ずかしいところではありません。この5つのポイントを心にとめて、日常的に愛情を持ってケアしていきたいですね。

体の中から膣を鍛え、より良い状態に導く骨盤底筋トレーニング

上に挙げたポイントのひとつ、骨盤底筋トレーニングは、膣を体の底からしっかり支えるための力を取り戻すことができます。まずは正しい姿勢と呼吸法をマスターして、骨盤底筋全体を動かす基本のトレーニングをご紹介します。

1.両脚を揃え、姿勢をまっすぐ正して立ち、手をお腹とお尻にあてる

2.1の姿勢を保ったまま、膣と肛門に力を入れ、きゅっと締める。締めたりゆるめたりを、2~3回繰り返す。締めるときは息を吐き、ゆるめるときは息を吸う。(呼吸法が難しければ、最初は自然な呼吸でもOK)

3.今度はゆっくり息を吐きながら、膣と肛門を10~12秒ほどかけて、強い力でギューッと締める。再び10~12秒ほどかけて息を吸いながらゆっくりとゆるめる。これを2~3回繰り返す。10~12秒のトレーニングがきつく感じられる人は、最初はそれぞれ5秒ぐらいからでもOK

欧米に比べると20年遅れている日本の「膣ケア」

「性」に関する話題をタブーとする傾向の強い日本では、欧米に比べて「膣ケア」に関する意識が20年ほども遅れているのだそうです。月経、妊娠、出産、閉経と女性のライフイベントに密接に関わっている膣をきちんとケアして、どんなときにも健康で過ごせるようにしたいですね。もっと詳しいケアの方法を知りたい方は、八田先生の著書『産婦人科医が教えるオトナ女子に知っておいてほしい大切なからだの話』(アスコム刊)を読んでみてはいかがでしょうか?

八田真理子著『産婦人科医が教えるオトナ女子に知っておいてほしい大切なからだの話』(アスコム)

http://www.ascom-inc.jp/books/detail/978-4-7762-0954-6.html

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ヨガインストラクター資格取得 Firstship

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