東京でできる1Dayセルフリトリートのススメ

整える

2018.12.25 text by:Makoto

東京でできる1Dayセルフリトリートのススメ

私たちは日頃、仕事や家事の忙しさからストレスを溜めがち。そして、そのストレスをお酒やたばこ、甘い食べ物で発散しようとし、手放すどころかより心と体が重く感じる、負のスパイラルに陥ってしまうことはありませんか?そんなときにオススメなのが「リトリート」です。そこで今回は、次のお休みを利用して手軽に実践できる、1Dayセルフリトリートプランをご紹介します。自分と向き合う時間を確保して、健全にストレスを手放してみませんか?

そもそもリトリートってどんなもの?

ヨガの世界では、日常から離れて自分と向き合いながらセルフケアなどを行うことをリトリート(静養)と呼んでいます。通常は暖かい海辺や、自然豊かな山間のリトリート施設に宿泊しながらヨガや瞑想を行いつつ、さらにマッサージなどのボディートリートメントを受けたりしながら、のんびり過ごして心と体をリセットしていきます。

ですが、一般的なリトリートは数日かけて行いますし、金額もそれなりに高額です。リトリートに行きたい気持ちはあっても、時間や費用を考えると躊躇してしまう人も多いはず。そんな方には、これからご紹介する東京に居ながらにしてリトリート気分を味わえる休日の過ごし方を、ぜひ実践してみはいかがでしょう。

セルフリトリート前日に行う準備

セルフリトリート前日は、残業や飲み会を控えて、早めにまっすぐ自宅へ帰りましょう。そして、部屋を片付け、お風呂にゆっくりとつかります。バスソルトやアロマオイルを入れるのがオススメです。夜更かしをしないように、22時から遅くとも24時までには寝るようにしましょう。

体を目覚めさせる朝ヨガを実践しよう

休日の朝はゆっくり寝ていたいという気持ちになりますが、遅くとも朝7時までには起きましょう。そして、歯磨きや洗顔を済ませたら朝ヨガを行います。

ヨガスタジオに通っている方であれば、レッスン中に出てくるお馴染みの太陽礼拝の動きを何回か行った後に、自分の知っている数個のポーズをゆっくり丁寧に行ってみましょう。1つのポーズを心地よく呼吸が続けられる間キープを保ってみてください。そうすることでポーズの効果が体にしっかりと効き、集中力も育まれます。

ヨガの経験が浅い方は、DVDやインターネット上で見られるヨガレッスンを参考にしながら動いてみるのもオススメです。朝一番に体を動かすことにより、全身の筋肉や細胞が活性化されることでしょう。

自分の心を観察する瞑想の時間

朝ヨガが終わったら、瞑想します。座禅のような姿勢やヨガの座法の姿勢は、初心者の方には難しいかもしれません。その場合には、背骨を真っ直ぐに伸ばせるように椅子に座りましょう。もし骨盤を真っ直ぐ立てて背骨を伸ばすことが難しい、または腰が痛い場合は、クッションを背中に当てて行います。

5分から10分の瞑想の練習が習慣化されている方は、いつもより少し長い30分、瞑想の経験がない方は15分の瞑想に挑戦してみましょう。長めの瞑想を行うことで、自分の心の動きを観察することができるようになります。スマートフォンのタイマーを使って時間を計るのがオススメです。

瞑想が難しく感じる人もいるかもしれませんが、本来瞑想とはシンプルで誰にでも実践できるテクニックです。瞑想しているときにさまざまな思考や感情が湧き起こると思いますが、それは自然なことです。その思考や感情に引っ張られることなく、それらとの間に距離をとりましょう。瞑想することで真の集中力や客観性が身に付き、感情に振り回されずに自分を保つことができるようになります。

もし瞑想状態で集中することが難しければ、仰向けの状態になり、自分の体の隅々に意識を向けるボディースキャンの実践に切り替えましょう。この方法でも集中力や、今起きている現実に立ち向かう強さが育まれます。

また、瞑想のガイダンスが入ったアプリを活用して徐々に慣れていくのもいいでしょう。アプリストアではさまざまな瞑想アプリがダウンロードできますので、お気に入りのアプリが見つかるはずです。

心を満たす朝ご飯を食べに出かけよう

朝ヨガや瞑想で自分を整えるための実践が終わったら、朝ご飯を食べに出かけましょう。仕事の日は、朝ゆっくりと食事する時間が取れず、会社のデスクでコンビニのおにぎりを頬張るということもあるでしょう。または朝は食べないという人もいるかもしれません。ですが、いつもの慌ただしい習慣を手放し、朝ご飯をゆっくり食べる時間を作りましょう。

原宿と外苑前に店舗を構える「ワールド・ブレックファスト・オールデイ」は、世界の朝ご飯をテーマにメニューを提供するカフェです。レギュラーメニューの各国の朝食に加えて、2カ月ごとに特定の国の代表的な朝ご飯をスペシャルメニューとして提供している、とてもユニークなお店です。食べ物だけでなく、その国の飲み物も堪能できます。

朝食は、できるだけゆっくりと楽しんでください。そうすることで、実はたくさんの量の食べ物や濃い味付けの食べ物を体は欲しがっていないということに気付きます。そして、その気付きにより体だけではなく、心までも十分に満たされていくでしょう。

都心で思いっきり自然を感じてオープンマインドになろう

心を満たす朝ご飯でお腹も満たされましたね。次は腹ごなしのためにも散歩に出かけましょう。朝食をとった「ワールド・ブレックファスト・オールデイ」から少し足を伸ばせば、神宮外苑や代々木公園を散策できます。

呼吸を意識し、歩くときには地面と足の接触に意識を向け、マインドフルに園内を散策してみましょう。その瞬間得られる感覚は、きっと日々のストレスから解放してくれるはずです。

東京にいると、自然を体感できる場所が少ないと思うかもしれませんが、神宮外苑や代々木公園以外にも、自然に触れ合える場所は意外にもたくさんあります。筆者オススメスポットの「小石川植物園」は、都心であることが不思議なくらい自然豊かな場所です。

東京大学大学院の研究施設である広大な植物園には、台地、傾斜地、低地、泉水地などの地形を利用して、さまざまな植物が配置されています。今回のリトリートルートからは少し離れますが、都心にいながら自然の豊かさを感じられ、オープンマインドになれる素敵なスポットです。

軽めのお昼ご飯で心にスペースを取り戻す

マインドフルに十分歩いた後は、再びお腹が空いてくるかもしれません。朝ご飯をしっかりと食べたので、セルフリトリートのランチは軽めの食事を提案します。自分自身と深く向き合うために、あえて固形の食事は摂らずにジュースやスープなどにしてみましょう。

胃を休めることで、血液やエネルギーが消化のために使われることがないので、意識が体内の動きではなく、心の動きにフォーカスされることでしょう。そしてしっかりと食べた時よりも活力を感じやすくなり、心の中が次第にクリアになっていくはずです。

代官山にある「クレンズカフェ」は、コールドプレスジュースやおかゆ、スープ、ハーブティーなどを効果的に摂取することで、体内からゆるやかなデトックスを目指すおしゃれカフェ。ジュースだけでは物足りない方も、おかゆやスープであれば満足できることでしょう。

このような軽い食事でも、体には十分に滋養が与えられ、かつ体を軽く感じることができます。体が軽いと思考にも柔軟性が出てきたり、たくさんの事柄で占められていた心に余裕ができたりと、自分の内側に空間が生まれます。そうなることで、新たなアイディアや希望も湧きやすいです。

五感をケアするアーユルヴェーダのオイルマッサージを体験する

スマートフォンやPCは、今や私たちの生活に欠かせないツール。便利になった一方で、常に情報が溢れた日々を送っていると、知らず知らずのうちにストレスを抱えている可能性があります。さらに、私たちは外側の世界と繋がるために五感を使っています。

インドの伝承医学であるアーユルヴェーダでは、五感の不健全に使うことは、病気の原因になると考えます。そのため、日頃酷使している五感や神経系統のトリートメントとして、アーユルヴェーダアビアンガ(全身のオイルマッサージ)やシロダーラ(ヘッドマッサージ)を体験しましょう。アーユルヴェーダの本場であるインドやスリランカに行かなくても、東京で同じクオリティーのトリートメントが受けられるサロンをご紹介します。

代官山の閑静な地域に隠れ家のように存在するサロン「カルナカララ」は、スリランカに本店がある本格的なアーユルヴェーダ施設です。スリランカの施設同様、アーユルヴェーダドクターにより監修された、ハイレベルなトリートメントを受けることができます。

他のアーユルヴェーダサロンのセラピストやヨガインストラクターなども通う、プロお墨付きのサロンです。五感がトリートメントされ神経が落ち着くことで、自分のすべきことやそうでないことなど、未来のビジョンが自然とクリアになるでしょう。

自分の心を磨く本を手に取ってみよう

スマートフォンが情報収集のツールとしてだけでなく、勉強、エンターテイメントを楽しむツールとして当たり前の存在になった最近では、電車の中でもスマートフォンの画面にくぎ付けになっている人がとても多いですね。残念なことに、本を読んでいる人の姿をあまり見かけなくなってしまいました。セルフリトリートのフィナーレは、自分の心を磨く書籍を選び、じっくり読んでみませんか?自己探求の世界に踏み込むきっかけとしての読書を始めましょう。

どんな本を選べばいいのかわからない方にオススメの本屋さんが、青山の静かな裏路地にあります。「ブッククラブ回」は、独自の視点でセレクトされた本がたくさん並び、どれも興味深いものばかりです。「生きる事=スピリチュアル」というコンセプトの元に集められた雑貨なども販売されています。ここならきっと読みたくなる1冊に出会えることでしょう。

読みたい本に出会ったら、お気に入りのカフェや公園、もしくは自宅でゆっくりとページを読み進めて下さい。その本との出会いに生き方や価値観そして、人生そのものが大きく変わる可能性もあります。

1Dayセルフリトリートの終わりに

新しい本に出逢い、何か気付きや発見があったかもしれません。ある程度読み進めたら、本を閉じます。そして1日かけて行ったセルフリトリートがもたらした効果を感じてみましょう。仰向けになってボディースキャンを行い、その後短い瞑想を座った状態で実践します。

セルフリトリートを行う前と後では何か違いがあるでしょうか?呼吸や体の感覚に変化を感じるかもしれません。またはフィーリングや考え方に変化がもたらされたかもしれません。少なくとも以前の自分よりも体の内側に活力を感じることでしょう。

ここでご紹介したプランはほんの一例です。どうぞ皆さんが心地よくリフレッシュできる方法で1Dayセルフリトリートを楽しんでくださいね。

【1Dayセルフリトリートにオススメのサービス、ショップ情報】


ヨガログ

インターネット上で著名なインストラクターのヨガレッスンを配信しているサービス

https://www.yogalog.jp


MEISOON メイスーン

ホットヨガスタジオLAVAオリジナルの瞑想アプリ。さまざまなシチュエーションごとの瞑想メニューが用意されています

https://yoga-lava.com/meisoon/


ワールド・ブレックファースト・オールデイ

https://www.world-breakfast-allday.com/


小石川植物園

https://www.bg.s.u-tokyo.ac.jp/koishikawa/


クレンズカフェ

https://www.cleansingcafe.com/


カルナカララ

http://www.karunakarala.com/spa/


ブッククラブ回

https://www.bookclubkai.jp/

ライタープロフィール:Makoto

ヨガライター。呼吸法、アライメントを重視したフロースタイルのハタヨガを得意とする。ヨガやアーユルヴェーダ、哲学的なライフスタイル、そして生き方を幅広く提案している。

全米ヨガアライアンスE-RYT500保持。ヨガスクールFIRSTSHIP講師、スタジオディレクター。

ライターMakotoのその他の記事はこちらから。

makoto(ライター用)

※掲載内容は記事公開時点のものです。
最新情報は、各企業・店舗等へお問い合わせください。
内容について運営スタッフに連絡

SHARE !

ヨガインストラクター資格取得 Firstship

関連記事