6月の不調、それって「湿邪」かも?梅雨を乗り切るための心と体のメンテナンス法

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2019.6.5 text by:Yoko Takeuchi

6月の不調、それって「湿邪」かも?梅雨を乗り切るための心と体のメンテナンス法

毎年梅雨の時期になると、心身とも調子が出ない…と憂うつな思いを抱えていませんか?気候の変動などによって梅雨はさまざまな不調が起こりやすい時期ですが、原因が分からないまま毎年同じような症状に悩まされている人も多いはず。今回は、そんな梅雨の時期の不調の原因といわれる“湿邪”について、対処法を詳しくみていきます。

その症状、「湿邪」かも?

東洋医学における病気の原因の一つとされる「湿邪」。湿度の高い時期に、体内に余分な水分や老廃物が溜まることで引き起こされる心身の不調のことで、体内に“湿”(水の邪気)が溜まることで冷えを引き起こし、血液の循環が滞って代謝が悪くなるとされています。

湿邪チェックリスト

あなたが毎年梅雨の時期に悩んでいるその症状も「湿邪」が原因かもしれません。まずは症状をチェックしてみましょう。

  • 体がだるい
  • いくら寝ても眠い
  • 疲れやすい
  • やる気がでない
  • 気分が落ち込みやすい
  • 肩凝りや関節の痛み
  • 胃腸の調子が悪い
  • めまいや耳鳴りを感じる
  • 体がむくみやすい

当てはまる症状がある場合は、体内に余分な水分が溜まってしまっている可能性が。そのまま放っておくと冷え性や生理不順、便秘などにつながる恐れもあるため注意が必要です。

湿邪の解消法は?

適度な水分補給は体を潤し、健康を維持するために必要不可欠なものですが、必要以上になると話は別。湿邪を解消する、つまり体内の水分バランスを整えるためには、血流を改善して体内に滞っている水分や老廃物をスムーズに流すことが大切です。ここでは、「環境」・「食事」・「ケア」それぞれの面からその解消法をみていきます。

<環境>:除湿を心掛ける

雨が降っている時は窓を閉めて湿気を入れないようにし、晴れたら窓を開けて室内の風通しを良くします。部屋の湿度の理想は40~60%。乾燥剤や除湿器を置く、エアコンの除湿モードを効率的に使用するなどして除湿を心掛けましょう。

<食事>:胃腸の働きを整える

①冷たいものを摂り過ぎない
気温が高くなってくると冷たい食べ物や飲み物が恋しくなってきますが、湿邪によって体は冷えを招きやすい状態にあります。アイスや冷たい飲み物などの摂り過ぎは体温を下げやすく胃腸への負担も大きくなるためできる限り控え、人肌以上に温めたものを意識的に摂るように心掛けましょう。

②体の水分を排出する食材を
胃腸の働きを活発にする香味野菜(にら・ゆず・ショウガ・ねぎ・しそなど)や、利尿作用のある食材(きゅうり・トマト・ゴーヤ・豆類など)を積極的に食べて体の余分な水分を排出しましょう。

<セルフケア>:日常に簡単に取り入れられることからデトックス

①ボディケア 半身浴で血流促進
湿邪によって引き起こされる冷えを防ぐためにも、毎日シャワーで済ませず湯船に浸かって体を温めましょう。おすすめは、38℃くらいのぬるめのお湯で10~20分程度の半身浴。リラックス効果が高く自律神経を整える作用があります。

②ツボ押しで除湿
体内に溜まってしまった水分や老廃物の排出を促してくれる、足の「除湿ツボ」を2つご紹介します。神経と繋がっているツボはダイレクトに作用しやすいため、調子が悪いと感じたら空き時間を見つけてすぐ実践してみましょう。

・湧泉(ゆうせん)
土踏まずのやや上、人差し指と中指の骨の間にあるツボ。体内の水分バランスを調節して、血液循環を促進します。

・三陰交(さんいんこう)
内くるぶしの中心から指幅4本上がったところにあるツボ。冷え性やむくみ、便秘、生理痛や生理不順などに効果的で、女性にとっての万能ツボと呼ばれます。

②メンタルケア

梅雨時期は体だけでなく心もジメジメとして重くなりがちです。何もやる気が起きない、気分が落ち込みやすい時などは、無理をせず「休む」ことが大切です。ただ、横になってばかりいるのではなく、料理やお掃除、お部屋の中でのストレッチやヨガなど軽く体を動かすことで気分をリフレッシュする時間も設けましょう。

この時期の不調を引き起こす「湿邪」、あなたは大丈夫ですか?十分な水分補給と排出のバランスを心掛け、この季節も健やかな心と体で過ごしましょう。

ライタープロフィール:Yoko Takeuchi

ダンスインストラクターを経てヨガに出会う。2016年にヨガスクールFIRSTSHIPの海外短期集中トレーニングでハワイ島に渡り、全米ヨガアライアンスRYT200を取得。帰国後はヨガインストラクターとして活動しながら、温泉ソムリエ、食育指導士の資格やフリーアナウンサー経験を活かし、さまざまな角度から人々の心とからだの調和と笑顔に寄与していきたいと願っている。

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ヨガインストラクター資格取得 Firstship

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