ヨガ経験3回の初心者がヨガへの興味だけでヨガスクールに行ってみた!【アーユルヴェーダ編】

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2019.7.27 text by:Saya Tamura

ヨガ経験3回の初心者がヨガへの興味だけでヨガスクールに行ってみた!【アーユルヴェーダ編】

第3回目となる今回は「アーユルヴェーダ」の授業の様子をお届けします。「アーユルヴェーダ」とインターネットで検索をすると“アロマ”や“マッサージ”といった美容に関するキーワードをよく見かけます。実際、筆者もそのようなイメージが先行していました。もちろん美容的な効果があるのも事実ですが、学問として「アーユルヴェーダ」としっかり向き合ってみると、また違う見え方ができるようになります。

「アーユルヴェーダ」の意味

「アーユルヴェーダ」を学び進めるために、まずは言葉そのものが持つ意味を考えてみます。「アーユルヴェーダ」は、ヨガと同じくサンスクリット語の言葉です。「Ayur、Ayus(アーユル、アーユス)」という「生命、寿命」を意味する言葉と、「Veda(ヴェーダ)」という「科学、智慧」を意味する2つの言葉からできています。この2つの言葉を組み合わせてみると「生命の科学」という言葉が現れます。

生命の科学という言葉の通り、アーユルヴェーダという学問は医療に繋がっており、「健康な人の健康を守り、病気の人の病気を治すこと」が目的となっています。さらにこの病気を治すというのは、「症状を治療する」ということではなく、「その原因となっているものを取り除くことを重視する」、いわゆる原因療法なのです。

つまりアーユルヴェーダの知識をしっかりと身に付けることで、私たちが日々の生活を通して、どのようにして健康に過ごせるかの叡智を得ることができます。アーユルヴェーダが持つ深い意味と目的を知り、私もさらに興味が湧いてきました。

「アーユルヴェーダ」が現代の私たちにもたらすもの

先ほどアーユルヴェーダは本来医療であるということと、その目的は「健康」であることについて述べました。ではアーユルヴェーダを学ぶことによって現代の私たちはどういうものを得られるか…。ここでポイントとなるものは「健康」という言葉の意味です。

このワードを聞くと「病気ではない」といった状態を真っ先に思い浮かべます。しかし実は、アーユルヴェーダで言う「健康」という言葉の意味は、「単に心身(精神的・肉体的)が病気でないだけでなく、心身共に若々しく、やる気や活力に溢れ、魂も幸せに満ちた人生を送ることができる状態」だと言います。

この学問は、心や魂までも癒し、私たちの生き方そのものを説いてくれているのです。

ここまで話を聞いたとき、前回体験記を書いた「ヨーガ哲学」の考え方と通ずるものがあると感じました。それもそのはず。「ヨーガ」も「アーユルヴェーダ」も共に古代の聖典である『ヴェーダ』から派生したものなのです。

言い換えるとこの2つは兄弟姉妹のような関係ですが、私たちが求めている「幸せ」な状態になるためのアプローチが少し異なっているように感じました。これは筆者の考えですが、ヨーガは精神的な部分を鍛えていくことが大切である一方、アーユルヴェーダはAyus(生命)という言葉が指している「身体・感覚器官・精神・我」のバランスを整えていくことを大切にしているように考えられます。

つまり「ヨーガ」と「アーユルヴェーダ」両方を学んでいくことで、私たちが本来目指すべき「健康」や「幸せ」により一層近づけるのではないでしょうか。

初めに自分の「アーユルヴェーダ」における体質を知る

アーユルヴェーダでは、全てを構成している「五大元素(空・風・火・水・地)」をもとにした3つの「ドーシャ(生命エネルギー)」によって、宇宙や自然、人間などあらゆるものは支配されていると考えられています。つまり私たちの中にも3つの性質が存在しており、 人によってそれぞれバランスが異なるそうです。

3つのドーシャは「ヴァータ(空と風)」「ピッタ(火と水)」「カパ(水と地)」で成り立っています。それぞれのドーシャが持っている性質は異なり、どのドーシャがどのように強いかによって私たちの体質・体調が決まってくるというのです。

それぞれのドーシャが持つ性質がどのようなもので、自分はどのようなドーシャバランスとなっているのか気になる方は、こちらの記事を通してぜひチェックしてみてください。
「アーユルヴェーダの「ドーシャ占い」とは?自分の体質を診断しよう」

今すぐにでも実生活で活かせる「アーユルヴェーダ」

自らのドーシャバランスをチェックしたところで、アーユルヴェーダにおける食事論の話へと進みます。ドーシャのバランスは、生活スタイルや環境などさまざまな影響を受けて変化をするのですが、中でも特に食事というものは大きな影響を与えるそうです。

私たちが本来持っているドーシャバランスが崩れると、それによる不調が体にもたらされます。授業の中では「ヴァータ」「ピッタ」「カパ」それぞれのドーシャが乱れる場合、どのような症状が起こりうるのかの説明がありました。

さらにアーユルヴェーダの食事論の中で大切となってくるのは「消化力」だということで、消化を手助けする食材や、調理法のお話もあります。食事は日常的ものであるため想像がしやすく、自分たちの生活の中ですぐに応用することができるので、机上論として終わらせるのではなく自らの体験をもとに効果を実感し、より学びを深めることができます。

授業が終わったあと、講師の方と直接お話をする機会があり、自身が抱えている不調について相談をすることができました。どのような不調があるのかをもとに、どのドーシャが乱れているのかを考え、それに合わせてどのように食事をしていくか、どう生活習慣を変えていくか、講師の方からアドバイスをもらえます。

授業を受けられた方の中には数ヶ月前に同じアーユルヴェーダの授業を受け、その時に抱えていた不調に対するアドバイスを実践してこられ、回復することができたという生徒の方も。たくさんの方が相談のために待っている様子が印象に残りました。

せっかくの機会ですので筆者も講師の方に相談をすることに…。結果、私の場合「ヴァータ」のバランスが乱れているため、まずは規則的な生活をすることから心がけたほうが良いというお話でした。起床時間を平日・休日関わらず固定にしたり、朝食は簡単にでも必ず食べたりと、まずはすぐに行動に移せるところから始めてみようと思います!

「アーユルヴェーダ」で周りの人も健康に!

冒頭でアーユルヴェーダは学問であり、インドでは医療だということお話があったので、かなり難しいものなのではないかと身構えてしまっていました。しかし学びを進めていくと、アーユルヴェーダの考え方は身近に感じられる部分が数多く、しっかりと自分の知識として身に付けてみたいと考えるようになりました。

何より日常生活にすぐに取り入れて、活かしていけることが多いので、自ら効果を実感するという体験ができるということも魅力的だと思います。

さらにこの「アーユルヴェーダ」の知識は自分だけではなく、周りの家族・友人のためにも役立たせていくことができます。大好きな人々が健康で、笑顔でいられるように、自分が何か手助けができることがあるだけでとても幸せで素敵なことではないでしょうか。

次回は「機能解剖学」の授業のレポートです。ヨガを学ぶ上で、また教えるという立場になる上で、私たちの体の仕組みを知ることは非常に大切なことです。どのようにして学びを進められるのか…その様子をお届けします!

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