【1年を健康に過ごす秘訣】アーユルヴェーダの秋の養生法

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2019.9.11 text by:Sahoko

【1年を健康に過ごす秘訣】アーユルヴェーダの秋の養生法

強い日差しが降り注ぐ真夏も過ぎ、過ごしやすい日が増えてきました。「読書の秋」「食欲の秋」というように、心地よい季節だからこそ、アクティブに楽しみたいという方も多いはず。今回は、アーユルヴェーダからみる秋に起こりがちの不調や、秋を健康的に過ごすための知恵をご紹介します。

秋はピッタとヴァータの影響を受ける季節

アーユルヴェーダではトリドーシャという3つの生命エネルギーによって自然界は構成されており、自然の中で生活している人間はもちろんのこと、体質、時間、食べ物、季節などにもドーシャは影響を与えていると考えます。

秋の初めは、暑い夏の間に蓄積されたピッタという火のエネルギーが増える季節です。晩秋になると気温もぐっと下がったり、秋風によって乾燥も気になるようになったりと、ヴァータという風のエネルギーが高まっていく時期へと移行していきます。

さらに日本では夏の終わり頃から台風シーズンも始まります。天候や気圧の変化が多くなるこのシーズンは、ヴァータの影響を強く受けます。そのため、ピッタとヴァータのバランスをとることが秋を快適に過ごすための秘訣といえるでしょう。

アーユルヴェーダやドーシャについて詳しく知りたい方は「世界最古の予防医学“アーユルヴェーダ”とは?」もご覧下さい。

秋に起きる不調とは?

初秋に増えるピッタ(火)のエネルギーの主な役割は消化。ピッタのバランスを崩して上手く機能しなくなると、消化不良、発熱、下痢、口内炎や胃炎などの炎症が出やすくなります。また、発疹や湿疹など肌のトラブルも多くなりがちです。

ピッタの消化は食べ物だけでありません。外からの情報の処理、感情や感覚の処理もピッタの消化の働きによって行われています。この消化がスムーズに進まないと、感情の未消化が生じてイライラや怒り、ストレスの発生へと繋がっていくことになるのです。

気温が下がる晩秋と台風シーズンに増えるヴァータ(風)のエネルギーの主な役割は、全ての動きと神経伝達。自律神経の働きとも深く関わるヴァータが不安定になると、不安、恐怖心、心配性など心が不安定になりがちです。また、不眠、冷え症、便秘、乾燥肌などの症状も多くなります。

アーユルヴェーダ的秋の過ごし方

アーユルヴェーダからみた秋の特徴や起こりうる不調を確認したところで、この季節に取り入れたいこと、避けたいことをご紹介します。無理なく実践できることから日常に取りれてみてくださいね。

ー初秋に取り入れたいことー

  • 甘味・苦味・渋味の食べ物(例:ぶどう、りんご、梨など季節の果物)
  • ギーや牛乳など冷性の飲食物
  • 消化に優しい食事をいただく
  • 月光浴
  • アロマなど良い香りがするものをまとう
  • シルクやコットンなど肌触りの良い衣類を身に着ける
  • スケジュールを詰め込み過ぎずゆとりある生活

ー初秋に避けたいことー

  • 直射日光や日光浴を避ける
  • カフェイン、アルコールなど刺激物を避ける
  • 辛味・塩味・酸味の強い食事
  • 食べ過ぎ(揚げ物や脂っこいものは控える)

ー台風シーズン&晩秋に取り入れたいことー

  • 温かいオイルを使ったケア(例:オイルマッサージ)
  • 規則的な生活(特に寝る、食べる時間を一定にする)
  • 油分と水分が適度に含まれた温かい食事

ー台風シーズン&晩秋に避けたいことー

  • 長時間風に当たる
  • 人ごみ
  • 寝不足
  • 体を冷やす行為(冷たい飲食物を摂りすぎるなど)
  • パン、シリアルなど乾燥した食べ物

夏の暑さが原因の疲れや食欲不振を初秋のうちにリセットし、本格的な秋を迎える前に快適に日々を過ごせるよう、生活を見直してみましょう。

ライタープロフィール:Sahoko

ヨガライター。福祉領域の知識と経験をヨガの学びと融合、真のヨガを伝え、その恩恵を一人でも多くに得てほしいと考えている。ヨガとアーユルヴェーダは超高齢社会の日本を変えるというのが信念。

社会福祉士、福祉マネジメント修士、アーユルヴェーダ講師。全米ヨガアライアンスE-RYT500。ヨガスクールFIRSTSHIP講師。

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ヨガインストラクター資格取得 Firstship

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