年末年始の「ごちそう疲れ」の救世主!消化力を高める“野菜のすりおろし”活用レシピ

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2019.12.14 text by:Yoko Takeuchi

年末年始の「ごちそう疲れ」の救世主!消化力を高める“野菜のすりおろし”活用レシピ

慌ただしい年末年始は、華やかな忘年会やクリスマスなど何かとごちそうが続く機会が多くなるもの。嬉しい反面、食べ過ぎによる消化不良や胃腸の疲れが気になってくるのも事実ですよね。インドの予防医学アーユルヴェーダにおいても健康のためには食べ過ぎを防止すること、消化力を高めることが大切とされています。そこで今回は、胃腸の機能をリカバーして消化機能をアップさせる、野菜のすりおろしを使った簡単レシピをご紹介します。

消化力=アグニの低下が不調を招く

アーユルヴェーダでは消化エネルギーのことを「アグニ」と呼び、健康の基礎となる大切な概念としています。

食べ過ぎの状態が続くと、未消化物(アーマ)が蓄積して体にさまざまな不調や病気をもたらす原因となるため、アグニが低下しやすい年末年始は意識して胃腸をケアし、消化力をアップさせることで体内にアーマを残さないようにすることがポイントです。

“すりおろし”のパワーで消化力を高めよう

風邪の時に食べるもの、ドレッシングや薬味で…など「すりおろし」にはさまざまなイメージがありますが、美味しいだけでなく胃腸に多くのメリットがあるのをご存知ですか?その効果をみていきましょう。

1.消化吸収率を高める

すりおろしのひと手間を加えることで生の状態で食べるよりも消化しやすいだけでなく、栄養価の吸収率が高まるため食べ疲れで弱った状態の胃腸には特に最適。機能改善を助け消化力アップに繋がります。

2.酵素が活性化

すりおろすことで野菜の細胞膜が破れ、細胞内の酵素が外に出ることによって野菜や果物によってはその働きが数倍にもなるとのだとか。酵素は消化・吸収を助けてくれるだけでなく、免疫力アップや抗ガン作用も期待されています。

すりおろしに適した野菜とは?

野菜や果物によっては、すりおろしにして食べることで栄養価がさらにアップするものも多くあるといわれています。ここではすりおろしに適した野菜をご紹介します。

・大根

大根をすりおろすことで生まれるのが、辛み成分・イソチオシアネート。もともとの大根には含まれずすりおろして細胞が壊れることで初めて生成される成分で、消化吸収を助けるほか新陳代謝を高める効果があります。

・じゃがいも

昔から民間療法では胃弱にジャガイモのすりおろし汁を飲ませたり、火傷の治療などに用いられたりもしてきたそう。

ビタミンCやカリウムが豊富なため、抗酸化作用やアンチエイジング、デトックス効果も期待できます。栄養価は特に皮に多く含まれることから、剥かずにそのまま使うのがポイントです。

・ニンニク

疲労回復や滋養強壮に効果があるといわれるニンニク。その素となる成分・アリシンを最も増やすことができる調理法はすりおろした状態なのだそう。

生の状態で食べれば抗菌・抗ウイルス作用による風邪やインフルエンザ予防の効果も期待できるため、生ニンニクをすりおろしにして積極的に活用しましょう。

・玉ねぎ

含まれる成分・硫化アリルには血液をサラサラにする作用のほか、高い殺菌効果もあるため風邪やインフルエンザ予防にも効果的。すりおろすことで効果が2倍以上にアップするといわれています。

・しょうが

消化力を高める食材としてアーユルヴェーダでも珍重されているしょうが。独特の辛みを出す成分・ジンゲロールには血流促進効果や抗酸化作用などがあり、すりおろすことでさらに効率良く摂取できます。空気に触れると酸化しやすいため、食べる直前にすりおろすのがポイント。

すりおろしを使った簡単レシピ

すりおろしを活用したレシピを3つご紹介します。すりおろすだけでできる簡単なものばかりなのでぜひ実践してみてください。

1.ミキサーで時短!すりおろしカレー

-材料-(2人分)
  • 好みのお肉 200g
  • にんじん 1本
  • 玉ねぎ 1個
  • じゃがいも 1個
  • にんにく 1片
  • しょうが 1片
  • ブラックペッパー 少々
  • 市販のカレールー 2~3個
-作り方-
  • 適当な大きさに切った野菜をミキサーにかけてすりおろし状にする
  • フライパンを熱し、肉に焼き色がつくまで焼いたらミキサーにかけた野菜を投入して10~15分ほど煮込む
  • 市販のルーを入れ、ブラックペッパーで味を整えたら完成

※無水調理にしていますがお好みで煮込みながら水を加えて調整してください。

2.すりおろしじゃがいもと長ネギのチーズおやき

すりおろしたじゃがいもを薄く焼いたもちもち生地に長ネギとチーズがアクセント。おかずにもおつまみにもおすすめのレシピです。

-材料-(2人分)
  • じゃがいも 2個
  • 長ネギ 1本
  • スライスチーズ 2~3枚
  • 白ゴマ 大さじ1
  • ごま油 大さじ1
  • 中華スープの素(顆粒) 小さじ1
-作り方-
  • 小口切りにした長ネギと、すりおろしたじゃがいも(汁ごと)と調味料をボールに入れて混ぜ合わせる
  • フライパンを中火で熱してごま油をひき、1をスプーンですくって丸型に成形しながら、並べ入れる
  • 片面が焼けたらひっくり返してチーズをのせ、蓋をして焦げ目がつくまで焼いたら完成

3.デトックス効果大!なめこのおろし和え

トマトとポン酢の酸味がアクセントのシンプルなおろし和え。デトックス・美肌効果の高い簡単レシピです。

-材料-(2人分)
  • 大根 1/2本
  • なめこ 一袋(市販の水煮)※缶詰なら1缶
  • トマト 1/4個
  • ポン酢 大さじ1
-作り方-
  • 大根を皮ごとすりおろし、なめことくし切りにしたトマトを加えて軽く混ぜたらお皿に盛る
  • ポン酢をお好みでかけて完成

飲み過ぎ・食べ過ぎによるごちそう疲れが続きやすいこれからの時期、野菜を使ったヘルシーなすりおろしメニューを食卓に取り入れて消化力を高めていきましょう。

ライタープロフィール:Yoko Takeuchi

ダンスインストラクターを経てヨガに出会う。2016年にヨガスクールFIRSTSHIPの海外短期集中トレーニングでハワイ島に渡り、全米ヨガアライアンスRYT200を取得。帰国後はヨガインストラクターとして活動しながら、温泉ソムリエ、食育指導士の資格やフリーアナウンサー経験を活かし、さまざまな角度から人々の心とからだの調和と笑顔に寄与していきたいと願っている。

※掲載内容は記事公開時点のものです。
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ヨガインストラクター資格取得 Firstship

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