暑い日もクーラーに頼りたくない!カラダに優しい涼感テクニック6

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2017.7.19 text by:Tonoel編集部

暑い日もクーラーに頼りたくない!カラダに優しい涼感テクニック6

暑くて湿気の多い日本の夏。クーラー無しで我慢しすぎるのも良くないけれど、ナチュラル派としては出来るだけ体に負担をかけずに涼みたいところ。今回はアーユルヴェーダ講師、小野由香子さんによる、体に優しいクールダウンテクニックを6つご紹介します。

1:熱を下げる“コリアンダー(パクチー)ウォーター”を夏の定番ドリンクに!

コップに水を注いでいるところ

どんな効果があるの?

夏の水分補給として、水や麦茶の代わりにオススメなのが、コリアンダーの水出しのお茶。タイ料理に欠かせないパクチーとも呼ばれるコリアンダーには、体の余分な熱を下げ、炎症を鎮める効果があります。

「生の葉だとインパクトのある味ですが、水出しのお茶にするとまろやかで飲みやすくなります。胃もたれ時の消化促進、生理痛の緩和のほか、利尿作用もあるのでむくみ対策にもオススメです」(小野さん)

コリアンダーウォーターの作り方

ペットボトルなどの容器に水500mlを入れ、コリアンダーシード(スーパーのスパイスコーナーで購入可)を大さじ1〜1.5杯ほど入れる。夜、そのまま冷蔵庫に入れて一晩水出しする。翌朝飲む時は、体を冷やしすぎないよう常温に戻してから、シードは摂取せずにお茶だけ飲むこと。

2:“ギー” オイルで、日焼け後の肌のほてりを鎮静させる

ビーチに佇む男性の様子

どんな効果があるの?

使用するのは、アーユルヴェーダの定番オイル“ギー”。ギーとは無塩バターを加熱して水分と動物性タンパク質を取り除いた100%純粋な油分でできたもので、冷の性質を持っているため、日焼け後の肌のほてりを鎮めてくれます。

「患部に塗布したギーは塗りっぱなしでOKです。ギーには、滋養を与える効果があるのでシワやほうれい線が気になる肌にもオススメ。お肌の美容液としても使えます。ギーを100回水で洗ったシャタ・ドゥルタ・グルタという、さらに冷の性質が高まったクリームもありますよ」

3:“完熟フルーツ”で、体の中からクールダウンさせる

両手に盛られた完熟フルーツ

どんな効果があるの?

アーユルヴェーダでは、甘味のあるほとんどの食材(ハチミツと糖蜜は例外)は冷性を持ち、体を冷やす働きがあると言われています。中でも暑い日の涼フードとしてオススメなのが、夏の間に旬を迎える完熟フルーツたち。水分もたっぷり含まれた黒ぶどうや桃、メロン、梨、スイカなどを上手に取り入れてクールダウンしましょう。

「特に、黒ぶどう(干したものでもOK)は滋養強壮効果もあるので夏バテ対策にも最適です。近年人気のココナッツウォーターも、暑い南の島で育つフルーツなので体を冷やす効果があります」

4:おでこや目元を“ローズウォーター”パックで冷やす

容器に入ったローズウォーター

どんな効果があるの?

冷性の作用が強いバラの天然成分が溶け込んだローズウォーターは、熱を抜いてうるおいを与える効果があります。体の中で比較的冷やして良い箇所と言われているのが、実は首から上。特におでこや目は、太陽の日差しや外部からの熱、ストレス、脳の使いすぎなどで、ほてりやすい箇所なので、ローズウォーターで冷やしましょう。

「市販のローズウォーターをコットンにたっぷり含ませて、おでこや目元をパックすると、スーッと優しく熱が鎮まります。香りがとても良く、リラックス効果があるのもうれしいですね。最近は、長時間のスマホ使用などで目が充血しやすいので目元のパックは特にオススメです」

5:夏の夜の月光浴で心地よくクーリング

ビーチと夜空に浮かぶ月の様子

どんな効果があるの?

月には不思議なパワーがあり、心身を浄化するとも言われていますが、クーリング効果もその一つ。日中の太陽の光が体を温める“陽”の働きを持つのに対して、月の光は心身を鎮めて癒す“陰”の働きがあり、日中のほてりを冷やしてくれる効果があります。

「夏の暑い夜は、ぜひ月の光をたっぷり浴びながら散歩しましょう。特に満月の光はクーリング効果抜群です。さらに海や川、緑などがそばにあるとマイナスイオンも出ているのでとても気持ちがいいですよ」

6:暑い日も快適に過ごすコツは?

窓から外を見ている女性の様子

体に優しいクーリング方法で“余分な熱を外に出す”のも効果的ですが、そもそも“体を熱くさせない”というのも、暑い日を快適に過ごす大切なポイント。

「アーユルヴェーダには、ドーシャと呼ばれる生命エネルギーの概念があり、3つのドーシャ性質“ヴァータ” “ピッタ” “カパ”のバランスで人間の心と体が成り立っていると考えられています。中でも火の性質を持つ“ピッタ”エネルギーは、以下の生活習慣によって過剰になり、体に熱を溜め込みやすくするので注意しましょう」

暑い日は特に避けたい! “ピッタ”を増やす生活習慣
  • 唐辛子を使った料理・辛いものを食べる、アルコール類などの飲用
  • 競争したり、過剰にスケジュールを詰め込んだり、と頑張りすぎる
  • イライラする、怒る
  • 熱を持つパソコン、スマホを長時間使用する
  • 頭頂部を日差しにさらす

すでに感じているほてりをクールダウンさせる以外にも、そもそも体の熱を上げない、という意識も暑さを乗り切る新たなヒントに。各テクニックを上手に取り入れて、体が心地いいナチュラルな方法で涼しい夏を過ごしてくださいね。

アーユルヴェーダのセルフケアをもっと詳しく知りたい人はこちら

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お話を伺った人:小野由香子

FIRSTSHIP・事業推進と販促を担当。国際援助分野で働く中ヨガとアーユルヴェーダに出会い、その叡智は世界平和へのアプローチになると実感。年に3、4回は海外へ。自立して、いつも自由であることを大切にしている。

http://www.firstship.net/

小野由香子

※掲載内容は記事公開時点のものです。
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